オルガン

オルガン(organ)は鍵盤で演奏する管楽器。
西洋音楽史上、初の鍵盤を持った楽器となった。またその規模や形の異なる楽器は他になく、国や時代によっても多様性が見られる。キリスト教会の中で、最も重要な楽器として長く使用されて来たことから、「楽器の女王」と呼ばれている。他方、鍵盤楽器の中で最も多くの場で使用されているピアノは、「楽器の王」と称される。A.モーツァルトは彼の書簡(1777.10.17)に、「オルガンは確かに、僕の目と耳には、あらゆる楽器の王様です」と書き残した。英語圏では、オルガンは「楽器の王、King of Instruments」と一般に呼ばれる。
オルガンは、鍵盤によるという意味で鍵盤楽器の一種であるものの、発音は管楽器であり、発音機構の面で、チェンバロ(撥弦楽器)やピアノ(打弦楽器)と異なる鍵盤楽器となる。発音体は管楽器であっても、1本の管に異なる音高を発生させることはなく、各パイプの音高は固定的であり、鍵盤を押すことで異なるパイプに空気を流して奏するという意味で、多くの管楽器とは異なる種類のものである。

更新日時:2006-09-22T05:29:05+09:00
Wikipedia日本語版「オルガン」より