三界

三界(さんがい、tri-dhātu)は、欲界・色界・無色界の三つの総称。三有ともいう。凡夫が生死を繰り返しながら輪廻する世界を3つに分けたもの。仏陀は、この三界での輪廻から解脱している。
欲界(kāma-dhātu)は、淫欲と食欲の2つの欲望にとらわれた有情の住む処。六欲天から人界を含み、無間地獄までの世界をいう。
色界(rūpa-dhātu)は、欲界の2つの欲望は超越したが、物質的条件(色 (仏教) 色)にとらわれた有情が住む処。
: この色界は禅定の段階によって、4つ(四禅天)に分けられる。
無色界(ārūpa-dhātu)は、欲望も物質的条件も超越し、ただ精神作用にのみ住む世界であり、禅定に住している世界。

更新日時:2006-07-29T12:02:39+09:00
Wikipedia日本語版「三界」より