三蔵法師(さんぞうほうし)とは、仏教の教典である経、律、論、すべてに精通した者を指し、単に「三蔵」と呼ぶこともある。
特に、インドや西域から教典をもたらし、漢訳した人々を尊称して、訳経三蔵あるいは三蔵法師と呼ぶことが多い。
鳩摩羅什や不空金剛なども 多くの教典の漢訳を手がけており、三蔵法師と呼ばれるが、最も有名な三蔵法師は唐代の僧・玄奘三蔵である。
玄奘は仏教の経文原典を求めてインドを周遊し般若心経を中国にもたらした。
更にその業績は「大唐西域記」として纏められ、「大唐三蔵取経詩話」「大慈恩寺三蔵法師伝」とフィクションを含有するようになり、最終的には西遊記に結実して世界中に知られるようになった。このため、日本では一般に単に「三蔵法師」と言えば玄奘の事を指すのが殆どである。
更新日時:2006-09-10T13:59:05+09:00
Wikipedia日本語版「三蔵法師」より