『測地系』より : 測地系(そくちけい)とは、地球上の位置を経度・緯度・標高の座標で表すとき、前提とする条件のことである。現代では準拠楕円体、測地座標系、標高の基準となるジオイド面の3要素を特定する事により定められる。測量の前提であり、地図を作成する際には一貫性が求められる。
日本ではベッセル楕円体に準拠し、独自の天文観測による座標系と、東京湾平均海面を基準とした日本測地系と呼ばれる測地系を用いてきた。しかし、日本測地系は日本周辺にしか通用しないことが前提で、例えば米軍のグローバル・ポジショニング・システム GPSと日本測地系の緯度経度では、東京付近の地表面で400m程度のずれが存在する。また、日本測地系にもとづく基準点網は古い測量成果の三角網によって設定されているため、測地系以外の要因による地図のゆがみが5~10m程度存在した。
更新日時:2004-02-07T17:55:48+09:00
Wikipedia日本語版「世界測地系」より