単純ヘルペス

『単純ヘルペスウイルス』より : 単純ヘルペスウイルス(たんじゅん-、Herpes simplex virus)とはウイルスの一つ。
DNAウイルスのヘルペスウイルスの一種。
HSV-1(Herpes simplex virus type 1)=学名:HHV-1(human herpesvirus-1)
HSV-2(Herpes simplex virus type 2)=学名:HHV-2(human herpesvirus-2)
150Kbpのゲノム全長を持ち、80種類以上の遺伝子をコードしている。宿主の細胞質を自身のエンベロープとして保有し、その内側にテグメントタンパク質、更に内側にカプシド、カプシド内にウイルスDNAが詰め込まれている。成熟粒子は100〜150nm(1ナノ=1ミリの100万分の1)の大きなウイルスである。
皮膚や粘膜を介してヒトに感染したウイルスは、エンベロープを宿主細胞膜と融合(fusion)させることで細胞に侵入する。細胞内にはテグメント(tegument)およびヌクレオカプシド(nucleocapsid)が放出される。核内でウイルスタンパク質合成、DNA合成が進み子供ウイルスが作られ、最終的に細胞外へと脱出する。ここでまた隣の細胞に感染することもある。

更新日時:2006-01-14T13:47:54+09:00
Wikipedia日本語版「単純ヘルペス」より