松平郷(まつだいらごう)は、三河国の戦国大名から江戸幕府の征夷大将軍 将軍家へと発展する松平氏・徳川氏の発祥地である。巴川(足助川)東岸の山地の中の小集落で、三河国加茂郡 (三河国) 加茂郡に属し、現在の愛知県豊田市松平町にあたる。一帯は松平氏遺跡として国の史跡に指定されている。
15世紀以前の松平郷についての詳細は明らかではない。後世まとめられた松平氏の系譜によると、在原氏あるいは賀茂氏の末裔に当たる松平信盛という人物が松平郷を開いて領主となり、通称を松平太郎左衛門といった。つまり松平郷領主の松平氏である。
14世紀の末に南北朝時代 (日本) 南北朝時代の争乱で没落した世良田氏の出身と称する時宗の放浪僧の徳阿弥が流れ着き、当時の松平郷領主である松平信盛の後裔の松平信重に和歌に通じた教養と武勇を買われて還俗し、その娘婿に入って松平親氏と名乗り、松平郷領主の松平氏の名跡を相続したという。
更新日時:2006-08-07T12:21:03+09:00
Wikipedia日本語版「松平郷」より