神聖ローマ帝国(しんせいローマていこく、ドイツ語 独:Heiliges Römisches Reich Deutscher Nation, 962年 - 1806年)は、中世に現在のドイツ、オーストリア、チェコ、イタリア北部を中心に存在していた政体。帝国というよりは実質的に大小の国家連合体であった期間が長く、この中から後のオーストリア帝国(当事はオーストリア大公領およびハプスブルク家支配地域)やプロイセン王国などドイツ諸国家が成長していった。ドイツ帝国とも呼ばれ、1806年帝国解散の詔勅はこの名で行われた。
古代ローマ帝国の継承を称し、11世紀頃は「Römisches Reich(ローマ帝国)」、12世紀頃には神聖帝国、13世紀以降「Heiliges Römisches Reich(神聖ローマ帝国)」と称された。16世紀には「Heiliges Römisches Reich Deutscher Nation(ドイツ人の神聖ローマ帝国)」と称すようになった(ラテン語名は”Sacrum Romanum Imperium Nationis Germanicae”。ドイツ語で「Reich」は「帝国」を意味し、ラテン語の「imperium」に対応する概念である)。「神聖」の形容詞は1157年にフリードリヒ1世 (神聖ローマ皇帝) フリードリヒ1世がドイツの諸侯に発布した召喚状にあらわれる。
更新日時:2006-09-22T17:59:08+09:00
Wikipedia日本語版「神聖ローマ帝国」より